今回は、「母親が不倫をしている」の浮気調査事例をご紹介します。
依頼者:おじい様(N様72歳) 対象者:奥様
調査場所:愛知県新城市
依頼内容
今回、電話で依頼を受けて来社予定日を決めて待っていたのですが、来社されたのは未成年の女の子でした。
詳しく聞いてみると、来社したのはNちゃん16歳で現在高校生。
3年前から母親が浮気をしている事に気づいたといいます。
お父様は奥様の浮気には気づいていないそうです。
平日の昼間から浮気をしているようで、先週母親が夜中に携帯電話で男と会話しているところを盗み聞いたので、翌日は学校をさぼり母親を尾行したのだといいます。
尾行したところ、母親が男の車に乗り込むところまでは尾行出来たということですが、当然車を持っておらず、運転免許ももっていないのでそれ以上の尾行が出来なかったといいます。
尾行で母親の浮気を確信したので、弊社事務所に相談にきたということでしたが、未成年とは契約を出来ないので、お父様に詳しく事情を話して改めて来てもらうことにしました。
後日、来社されたのは、娘様のNちゃんとお父様のご両親との3人でした。
16歳の女の子なりに、父親にはショックが大きいと考え、お父様に直接伝えるのは避け、お父様のご両親に事情を話してきてもらったということでした。
既にお父様を抜いたその他家族での家族会議を済ませているようで、Nちゃんの主張する浮気にかんする情報は一通り頭に入っているようで、スムーズに話が進みました。
Nちゃんの代わりにおじい様が依頼主になり、調査を進めることになりました。
調査内容
Nちゃんの3年間に渡るデータ収集によって、お母さまが浮気をしているであろう日時はかなり絞り込めました。
平日の昼間に出かけていく事もあるようですが、確実なのは土曜日であるようで、まずは相手が判明するまでは毎週の土曜日に調査を行うこととしました。
調査結果
早速調査開始1日目である土曜日に動きがありました。
お母さま(以下奥様と呼びます)は、家を出るとそのまま徒歩で数分先のコンビニまで歩いていき、コンビニで停車している車に乗り込みました。
車には男性が乗っており、奥様を乗せて発進すると、ラブホテルには行かず、しばらくするとワンルームマンションに到着。
奥様と男性は二人で入っていきました。
奥様は暗くなるまで、男性のマンションに滞在していましたが、ワンルームマンションにも関わらず、暗くなっても室内灯がつきませんでした。
奥様は男性の部屋に滞在し、一度ワンルームマンションに電気がつき、しばらくすると男性と奥様が二人で出てきて、男性の車で奥様の自宅の近くまで送り、解散しました。
その後も毎週の土曜日は同様の行動が見られ、複数回の不貞行為の撮影が出来ました。
男性の身元も判明しました。
男性は数年前まで奥様の自宅のすぐ近くに住んでいたようで、現在はフリーターになっているようです。
現在は月に数回しか仕事をしていないようなので、収入の事情から安いワンルームマンションに引っ越したといったところでしょうか。
まとめ
一般的な浮気調査は、親が子供や他の家族に知られないうちに調査を依頼し、不貞行為をはっきりさせてから家族に今後の在り方を伝えるのが普通ですが、今回は通常と真逆のパターンの依頼でした。
娘様、旦那様のご両親に改めて事務所にお越しいただき、調査報告書を提出しました。
浮気相手の男性は、成人したてで奥様よりもむしろ娘様に近い年頃の男性でした、収入面も多くないようなので、結婚を視野にいれて付き合いをしているとは思えない若さでした。
報告書を提出した後、2週間がたち改めて連絡をいただきました。
旦那様、奥様含めて親族会議を行ったといいます。
奥様は半狂乱で離婚だけは勘弁してほしいと言っており、まだ離婚はしていないものの、旦那様は奥様に離婚届に判を押させ、旦那様次第でいつでも離婚が出来る状況にあるようです。
浮気相手の男性には既に200万円の慰謝料請求がされていますが、本人に支払い能力がないことから、実家の両親が支払うであろうという手ごたえはあるようです。
現在、旦那様が奥様を実家に帰し、別居中だといいます。
奥様を実家に帰した理由は、奥様が家族に何も言わずに娘様の学資保険や家族の生命保険を解約と借り越しがあったそうです。
お金は全て浮気相手の男性へと使用されており、既に娘様が大学に合格しても入学金や授業料の支払いが出来ないほどの状況になっているようでした。
娘様は離婚の有無に関しては旦那様に全て任せているようですが、いつまでも離婚の決断が出来ない旦那様に対して多少なりとも失望しているような様子でした。