国民民主党は、玉木雄一郎代表に対して3か月間の役職停止とすることを発表しました。
これは、玉木氏が知人女性との不倫騒動を起こしたことによるものです。
プライベートな問題とはいえ、政治家への信頼を失いかねないため、妥当な処分といえるにしても、103万円の壁問題への影響が懸念されますね。
さて今回は、浮気相手のパートナーから謝罪された場合、慰謝料請求をどう進めていくとよいか<・mark>といったテーマでお話ししていきます。
浮気相手のパートナーも、いわば被害者であることは事実です。
この記事では、意外とよくありがちな問題について、いろいろな視点から見ていきましょう。
1.浮気相手のパートナーから謝罪された!どうする?現時点で確認することは?
はじめに、浮気相手のパートナーから謝罪された場合にどうすればよいかについて、詳しく見ていきます。
現時点で確認することを把握するためにも、焦りは禁物です。
その1:本当に浮気相手のパートナーか
そもそも、謝罪してきたのが本当に浮気相手のパートナーなのか、確認することが大切です。
中には、浮気相手のパートナーを装った第三者が、詐欺の目的で近づいてくるパターンもあります。
一番確実なのは写真付きの身分証明証の提示ですが、初対面の相手に対して要求するのは、なかなかハードルが高いものです。
たとえば、浮気相手と一緒に撮影された写真など、浮気相手との関係が分かるものを見せてもらうとよいでしょう。
その2:どの程度問題を把握しているか
浮気相手のパートナー本人だった場合、現時点でどの程度問題を把握しているか確認してください。
いつから男女の関係になったのか、元々どういう間柄なのかなど、どの程度先方が把握しているか聞いてみましょう。
中には、自分のパートナーが浮気しているウワサを耳にして、勇み足でやってきてしまったケースもあります。
慌てて対処してしまうと問題がややこしくなってしまうので、気を付けましょう。
その3:謝罪された目的は何か
浮気相手のパートナーから謝罪された目的についても、きちんと確認しておきましょう。
一般的には、浮気相手のパートナーとして、純粋に申し訳ない気持ちで謝罪していくる場合が多いはずです。
しかし、謝罪は口だけで、実はこちらの状況をリサーチする、自分たちに有利な状況で問題を収めたいといった目的がある可能性も否定できません。
目の前の相手の言動・表情などをよく観察し、本来の目的は何か、注意深く判断しましょう。
その4:浮気・不倫の客観的な証拠をつかむ
この時点で、浮気・不倫の客観的な証拠をつかんでなければ、早急に信頼できる探事務所に浮気・不倫調査を依頼しましょう。
浮気・不倫の客観的な証拠をつかんでこそ、お互いのパートナーが男女の関係にあることを証明できるのです。
面倒でも、問題を早期かつ確実に解決するには、必要不可欠なステップといえます。
ただし、浮気している2人に気付かれないよう、浮気相手のパートナーにも全面的に協力してもらうことが大切です。
2.浮気相手のパートナーから謝罪された!それでも慎重に進めるべき理由
浮気相手のパートナーから謝罪された場合、慰謝料請求をどう進めていくか悩むことでしょう。
ここでは、それでも慎重に進めるべき理由について具体的に見ていきます。
その1:どちら側がより責任が重いか確認する
まずは、どちら側がより責任が重いか、浮気の当事者を交えた話し合いで確認しましょう。
今回は、既婚者同士の浮気になりますから、お互いに慰謝料請求の対象になります。
しかし、浮気は両成敗とはいえ、ケースバイケースなのも事実です。
どちらかが明らかに責任が重いのなら、この時点できちんと確認しておきましょう。
その2:慰謝料の相場に沿って話し合う
次に、慰謝料の相場に沿って当事者同士で話し合いましょう。
先方から謝罪されたとはいえ、慰謝料の支払いについてはまったく別の話になることはよくあるものです。
浮気相手もしくは浮気相手のパートナーの資産や支払い能力にもよりますが、相場を考えて妥当な金額を提示しましょう。
もちろん、先方からも相場に沿って金額を提示されますから、よく検討してみてください。
その3:お互いに納得できるなら全額相殺してもよい
話し合いの結果、お互いに納得できるのなら、慰謝料を全額相殺してもよいでしょう。
全額相殺にすれば、お互いに慰謝料を支払わなくて済みます。
ただし、どちらかが一方的に関係を強要したなどがあれば、相殺金額を調整すべきです。
この場合、話がもつれやすいので、信頼できる弁護士に間に入ってもらうことがおすすめです。
その4:決裂する場合は訴訟に持ち込む方法も
慰謝料の金額についての話し合いが決裂した場合、訴訟に持ち込む方法も検討しましょう。
現時点でどちら側にも慰謝料請求の権利があるのなら、後は、法廷で判断してもらうしかありません。
この場合も、信頼できる弁護士に相談し、全面的に協力してもらうとよいでしょう。
確実に勝てるとは限りませんが、皆さんに有利に進むよう、サポートしてもらえます。
まとめ
今回は、浮気相手のパートナーから謝罪された場合、慰謝料請求をどう進めるとよいかといったテーマでいろいろとお話ししてきました。
そもそも、浮気相手のパートナーも、皆さんと同様に被害者になります。
この場合、お互いの慰謝料を相殺して考えるのが妥当といえるでしょう。
なお、法的に浮気・不倫の慰謝料請求を進めていくには、客観的な証拠が必要になるため、信頼できる探偵事務所に浮気・不倫調査を依頼することが前提です。
私どもでも名古屋市をはじめとする愛知県内にて数多くの浮気・不倫調査をご依頼いただき、おかげさまで大変ご好評をいただいています。
ご相談・見積もりは無料ですから、まずは、お気軽にお問い合わせください。