台風1号が接近した5月28日、名古屋市でも一時記録的な大雨と暴風に見舞われました。
そのため、各交通機関は運転本数を減らしたり運休したりしたことで、多くのみなさんの通勤・通学に影響が出たのです。
台風1号は日本列島に上陸する可能性は低いものの、今後も暴風や大雨に対する警戒は、引き続き行っていきましょう。
さて今回は、不倫の慰謝料はどれぐらいもらえるのか、相場より多くもらうことは可能かどうかについて詳しくお話しします。
不倫された側としては、なるべく多くもらいたいものの、まずは、相場を知らないと交渉もできませんよね。
この記事では、不倫相手から相場より多くの慰謝料を支払ってもらえるケースもご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
1.不倫の慰謝料の相場はどれぐらい?主なケース別の目安を確認!
最初に、不倫の慰謝料の相場はどれぐらいか、主なケース別の目安を確認していきましょう。
おおよその相場を知ることで、自分のケースではどれぐれいもらえそうかが分かります。
その1:夫と離婚しない場合は50万~200万円程度
夫に不倫されても離婚しない場合、不倫相手に対する慰謝料の相場は、50万~200万円程度になります。
初めての浮気で夫が十分に反省しているといった場合は、まだやり直せると判断して離婚を踏みとどまるケースが多いでしょう。
この場合、夫婦として今後も共同生活を続けていくわけですから、経済的な面では今までと変わらないといえます。
そのため、慰謝料の金額も50万~200万円程度に落ち着くことが多いのです。
夫との夫婦関係が破綻していない以上、不倫されていてもダメージが大きくないと判断されることも、離婚する場合と比べて金額がやや少なくなる理由になります
その2:夫と離婚する場合は100万~300万円程度
夫の不倫が原因で離婚する場合は、100万~300万円程度が慰謝料の相場になります。
妻にとって、愛する夫に不倫され、さらに夫婦関係が破綻して離婚に至ったことは、耐えがたい事実です。
また、離婚すれば、一般的には妻のほうが経済的に難しい状況になりがちといえます。
したがって、離婚しない場合よりも、慰謝料の金額が多めになるのです。
さらに、子どもを引き取る場合は、相場以上の慰謝料を受け取るケースもあります。
その3:夫と離婚する場合でも慰謝料がもらえないケースも
ただし、夫と離婚する場合でも慰謝料がもらえないケースもあるので注意してください。
たとえば、夫に十分な資産や収入がない場合は、慰謝料の支払い能力がないと判断されて慰謝料がもらえないことがあります。
慰謝料を支払ってもらいたくても、お金そのものがなければ仕方がありません。
また、夫の不倫が原因で離婚した場合であっても、そもそも夫が離婚する前から夫婦関係が破綻したと見なされる場合も、慰謝料がもらえないことがあります。
単に離婚届を提出していないだけの話であり、もはやお互いに愛する気持ちがないと判断されため、不倫が原因での離婚とはいえないからです。
2.不倫の慰謝料を相場以上にもらうことは可能?どんなケースがある?
不倫の慰謝料の相場は、50万~300万円程度で、夫と離婚するかしないかなどの個々の状況によって異なります。
しかし、中には、相場以上の慰謝料をもらうことも可能なケースがあります。
その1:ひどい嫌がらせを受けたなどの特別な事情がある
特別な事情があると、相場よりも多くの慰謝料をもらえることがあります。
たとえば、不倫相手から誹謗中傷や度重なる無言電話などのひどい嫌がらせを受けた、不倫相手が夫の子どもを妊娠した、といった場合です。
こうした特別な事情があれば、慰謝料の金額を上乗せするのが妥当だと見なされやすくなります。
ただし、いずれも、不倫の客観的な証拠などで、第三者から見て特別な事情があったと判断できることが必要です。
慰謝料の金額交渉を有利な立場で進めるためにも、信頼できる探偵事務所とよく相談し、不倫調査を行って不倫の客観的な証拠をつかんでおきましょう。
その2:不倫相手に十分な収入や資産がある
不倫相手に十分な収入は資産がある場合は、相場以上の慰謝料を支払ってもらいやすいといえます。
相場以上の慰謝料を支払っても、なお、生活に余裕があると判断できるからです。
今は、女性であっても、男性以上に高収入を得ている人がたくさんいます。
また、投資や相続などで、意外と多くの資産を持っている人もいるでしょう。
不倫相手に十分な収入や資産があるのなら、相場以上の金額を支払ってもらうのもけっして難しいことではないのです。
その3:不倫相手が相場以上の支払いに納得している
特別な事情がなくても、不倫相手が相場以上の金額での支払いに納得している場合は、慰謝料を多くもらうことができます。
これまでお話ししてきた慰謝料の金額は、あくまでも相場です。
したがって、要求した金額が相場以上であっても、不倫相手が納得した場合は、問題なく支払ってもらうことができます。
とはいえ、不倫相手側もいろいろと調べるでしょうから、スムーズに支払ってくれるケースのほうが少ないでしょう。
しかし、こちらは不倫された側なのですから、まずは、強気に交渉してみても構いません。
まとめ
今回は、不倫の慰謝料はどれぐらいもらえるのか、相場より多くもらうことは可能かといった点について、詳しくお話ししました。
不倫相手に慰謝料を請求することは、不倫相手に対する合法的な制裁です。
不倫の慰謝料の相場は50万~300万円程度で、個々の状況により異なるものの、不倫相手が承諾すれば、相場以上の金額を受け取ることもできます。
なお、慰謝料の増額交渉を有利に進めるためには、探偵事務所での不倫調査で客観的な証拠をつかんでおくことがおすすめです。
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