今回は、「ストーカー被害で困っている」の身元調査事例をご紹介します。
依頼者:旦那様(N様50歳) ストーカー被害者:娘さん
調査場所:愛知県名古屋市名東区
依頼内容
「娘がストーカー被害にあってるみたいなんです。警察も動いてくれないのでストーカーの特定をお願いできませんか?」
と言って弊社事務所に訪れたのはN様50歳。
N様夫婦の間には4人のお子様がおり、上の3人が男の子、一番下の4人目が女の子であったそうです。
初めての女の子だったこともあり、溺愛していたのだそうです。
そんな娘さんも大学生になりました。写真も見せていただきましたが、とても可愛い女性でした。
娘さんが大学2年生になってから、大学生活も慣れ、アルバイトをしたいと言い出し、自宅近所のスーパーで週に4日、働きに出る用になったのだそうです。
夕方から夜にかけて勤務していることから、旦那様も仕事が早く終わった日には、時々スーパーに訪れ、娘さんが仕事をしている様子を微笑ましく思いながら見ていたのだそうです。
それから半年ほど経って、娘さんも業務内容に慣れ、店長さんやアルバイトの先輩などからも可愛がられていたそうで、お客さんからの評判も良かったそうでした。
そんなころ、娘さんが怯えてバイト先から帰ってきたそうです。
その日は依頼者である旦那様は残業でまだ帰宅していなかったのですが、家族の話によると、「誰かにつけられたみたい」と怯えて帰宅してきた娘さんを落ち着かせ、奥様が家にいた長男と三男に家の周りに不審者がいないか確認させたところ、その日は特に怪しい人物は見つけられなかったそうです。
しかし、娘さんの話によると、数日前からアルバイトの帰りに違和感を感じたことがあったそうです。
しかし、今日はアルバイトへは行っておらず、大学からつけられているように感じたので、振り返ってみたところ、後ろに黒い服の男性がいたのだそうです。
そして、娘さんは怖くなって小走りで走って家に向かったら、その男性も小走りで走り、一定の距離を保ちながら追いかけてきたのだそうです。
このことを地元の警察署に相談に行ったそうです。担当の警察官は娘さんの話を丁寧に聞いてくれたそうですが、娘さんの事を直接警護してくれることはなく、防犯ブザーの貸与と、娘さんの帰宅路や自宅周辺の警戒を強める程度のことしかできないとのことで、旦那様は警察の対応に失望されたということでした。
しかも、1週間後の夜。娘さんの携帯電話に非通知の電話がかかってきたそうです。
その電話では、男性が娘さんに対して、卑猥な言葉を一方的に喋りまくったのだそうです。娘さんは相当ショックだったようで、ふさぎ込んでしまいました。
そのような事情から、可愛い我が子のためにも、ストーカーの身元をはっきりさせて、二度と娘に近づかないように言い聞かせたいとのことでした。
調査内容
娘さんのストーカーを特定するためにも、娘さんには頑張ってこれまで通りの生活を続けてもらうことにしました。
数日間、調査員が娘さんの登校、帰宅を尾行し、ストーカーの身元を確認することに加え、有事の際の娘さんの警護も行う事で決まりました。
当日は、娘さんの居場所など娘さんと逐一直接連絡を取りながら、周囲を警戒していると思われるストーカーにもバレないように調査を行います。
今回の依頼の目的としては、
・娘さんのストーカーの身元を確認したい。
・娘さんを警護してほしい。
・ストーカーに以降二度と娘さんに近づかない事を約束させたい。
の3点となります。
調査結果
どのタイミングでストーカーが現れるかわからないので、娘さんの大学の登校時から調査を開始しました。
すると、調査初日から、早速怪しい人物を確認しました。
朝、自宅の最寄り駅に向かう途中から、尾行してくる男性を確認しました。
男性は30代と思われる男性、マスク姿をしていました。
娘さんと一緒に電車に乗り、同じ車両の少し離れた場所で娘さんをちらちら見ています。
そのまま、なんと大学内までつけていきました。
しかし、校舎内までは入るのに躊躇しているようで、しばらくキャンパス内をうろうろした後、大学の最寄り駅まで戻り、パチンコ店や喫茶店などに入り、時間を潰している様子でした。
その後、夕方になり、友達と一緒に大学から帰宅してくる娘さんを見つけ、再び尾行したのでした。
そのまま男性は娘さんが自宅に帰宅するまで尾行を続け、その後は近くの飲食店で食事を取った後、駅に停めてあるバイクで走り去ってしまったので、その日は身元を特定できませんでした。
しかし、後日の調査で、調査員も車両を準備し、男性の自宅を特定することに成功しました。
その後、勤務先の確認を行ったところ、なんと男性は娘さんの勤務するスーパーの副店長である事が分かりました。
まとめ
娘さんのアルバイト先の副店長が娘さんのストーカー行為を行っている事が分かる証拠を押さえる事が出来たので、その調査報告書を元に、旦那様には警察へ連絡してもらうこととしました。
しっかりとした証拠があるおかげで、今回は警察も動いてくれたようです。
副店長の男性を呼び出し、付きまとい行為や待ち伏せ行為、嫌がらせ電話などの犯行を認めさせた他、娘さんには近づかないという誓約書を提出させたほか、これが破られた場合、逮捕になるとの事でした。
また、スーパーの店長や本社の部長などから、自宅に謝罪があったほか、副店長はしばらくの間自宅謹慎処分が下り、謹慎中の間に退職を申し出たということでした。
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