News & Blog 【緑区所在調査事例】従業員が音信不通に

2023年3月17日
所在調査事例

【緑区所在調査事例】従業員が音信不通に

ご依頼者様

名古屋市緑区で会社経営をされている方からのご依頼。

従業員が2日前から音信不通となり、どの様な状況か調べて欲しいとのご相談でした。

年齢は若かったが、まじめな好青年で、無断で会社を休むような人間ではないとのことでした。

このまま、音信不通で会社を辞める事になってしまうのは、後味が悪いのと、事務所のカギや会社の資料なども持ったままということで、せめて会社の物だけでも返してもらいたいというお話です。

ご依頼者様自身で、従業員の自宅へと向かってみたものの呼び鈴を押しても反応がなく、夜も部屋の明かりはついていないとのこと。

また、精神的に病んでいる様子も見られていなかったため、無事なのかどうかだけでも知りたいとご依頼されました。

ご依頼内容

従業員の素行調査

調査概要

ご依頼者様が従業員の自宅を見に行ったのは1日のみであり、また時間も午前10時ごろと夜20時ごろとのことであった。

そのため、まずは自宅に住んでいないのかを調べるために、従業員の自宅を張り込みをすることとした。

住んでいることが確認できれば、外出先などで接触することも可能であるため、従業員が外出した際は、連絡を入れることとなった。

住んでいなかった場合、住所調査で引っ越していないかどうかを知らべ、従業員の実家や従業員の交友関係からも現在の居場所を突き止めることとした。

今回の調査の目的は、従業員の所在の特定とご依頼者様との接触を図ることである。

人探し等のご依頼は、どれだけ日数がかかるか難しいため、着手金と成功報酬に分けて調査を行った。

効率を考えて調査員Aと調査員Bに別れて調査を実施した。

調査結果

1日目

調査員A

朝6時に従業員宅に到着し、調査を開始した。

まだ外は暗い状態であったが、部屋の明かりが点いている様子は確認できなかった。

13時頃、SNSから情報を入手するも、念のため張り込みを継続した。

結局、従業員宅には、人がいる気配はなく、結局調査終了時刻の22時まで従業員の姿は一度も確認ができなかった。

そのため、住所を変更していないか、データベース調査を行うも、変更は認められなかった。

調査員B

従業員の実家に訪れて、実家に帰省していないか調査を開始。

6時半頃、従業員の実家で誰かが起きて、家の中で行動をしている様子が伺えた。

キッチンの窓には人影があり、料理を開始し始めたであろう音が聞こえる。

7時頃、キッチンで料理をしていた人とは別に人が、起きて来る様子を確認する。

8時頃、実家の二階の窓から、従業員の母親と思料される女性が、洗濯物を干すのを確認した。

洗濯物の内容を確認するも、2人分の服等が見受けられ、従業員の服と思料される衣類は確認できなかった。

8時半頃、従業員の父親と思料される男性が、車に乗車し実家から発進するのを確認する。

念のため、同車両を尾行するも、父親の勤務先へと到着したため、実家へと戻り張り込みを再開する。

実家へと戻ると掃除をしている生活音は入るが、母親と思料される女性以外の物音は確認できなかった。

13時頃、SNSでの情報が入ったため、調査を中断することにした。

同時進行で従業員のSNSから交友関係を調べ、友人らに接触して情報収集に入る。

SNSにアップされていた写真から特に仲の良い友人を絞り、接触を試みた。

SNSのメッセージで事情を説明して、情報を募ったところ、本人の所在に関する有力な情報を得る事ができた。

どうやら4日ほど前に彼女に振られて、旅に出ると友人に言っていたようで、旅行先と宿泊しているであろう宿も教えてもらうことができた。

宿に電話をしたが、個人情報で宿泊しているかどうかは教えられないとのことで、現地に向かい確認を行うこととした。

2日目

宿泊先に到着し、張り込みを開始した。

すると宿泊先から従業員の姿を確認することができたため、ご依頼者様に連絡をする。

仕事があるにもかかわらず、すぐに向かってくださるとのことで、それまで尾行を継続することとした。

特に用もないのか、町の中を散策し歩き回る従業員は、時折思いつめた表情で立ち止まることを繰り返していた。

しばらく歩いた後、公園のベンチへと座り、景色をボーと眺めていた。

1時間ほどベンチでボーとしていると、ご依頼者様が現地へと到着した。

従業員は、驚いた表情を見せると同時に深く謝罪しているのを確認した。

ご依頼者様は、女に振られたぐらいで何をしているんだと笑って従業員を許してあげた。

従業員は、ご依頼者様に色々と話を聞いてもらいスッキリできたのか、旅先からご依頼者様と帰ることになった。

調査結果

彼女に振られて、傷心旅行に出かけていたことが判明した。

年齢も若かったこともあるが、ご依頼者様の寛大な心で会社での居場所はそのままにしてもらうこととなった。

急に連絡が取れなくなると、会社や家族、友人が心配することになります。

本人に心配させている自覚がなくても、周りの人は本人のために一生懸命動きまわっています。

必ず、悩みがある時は、誰かに相談してください。

調
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