News & Blog 【探偵豆知識】事実婚でも浮気になる?自由恋愛との違いはどこにある?

2024年2月9日
探偵豆知識

【探偵豆知識】事実婚でも浮気になる?自由恋愛との違いはどこにある?

将棋の藤井聡太王将の快進撃が、止まりません。

まだ21歳の若さながら、今年の勝率は8割を超える無敵ぶりに、こちらは感心するばかりです。

心を痛めるニュースが多い中、こうした明るいニュースが流れてくるとホッとしますね。

さて今回は、事実婚でも浮気になるのか、自由恋愛との違いはどこにあるのか、をテーマに詳しくお話ししていきましょう。

最近では、事実婚を選ぶカップルが増えています。

もしも事実婚で浮気されたらどうなるのかについて深堀していくので、最後まで読んでみてください。

1.事実婚と認定されるパターンは?夫婦としての共同生活がカギに!

事実婚として一定の条件を満たしている場合は、パートナー以外と肉体関係を持つと浮気と認定されます。

まずは、事実婚と認定されるパターンを、詳しく見ていきましょう。

その1:法律婚者と同様に婚姻の意思がある

お互いに、法律婚者と同様に婚姻の意思があることが、事実婚の条件の一つといえます。

たとえば、どちらかは夫婦として認識していても、もう片方は、単なる恋人や友人と考えているのなら、事実婚は不成立となるのです。

なお、口約束だけでは、本人たちに婚姻の意思があるのを証明することが難しいといえます。

実際に、浮気が発覚したときに揉めやすいのも、口約束だけで事実婚を自称しているカップルです。

その2:夫婦として共同生活をしている

事実婚が成立していると認められる状態として、夫婦として共同生活をしていることも挙げられます。

第一に、同居していることが条件になるでしょう。

夫婦であれば、一緒の住まいに暮らしてお互いに助け合いながら生活をしていくのが通常だからです。

たとえば、お互いに一人暮らし用の住居を借りているなど、一緒に暮らしている形跡がないとなれば、事実婚をしていると認められない可能性が高いでしょう。

その3:周囲からも夫婦と認識されている

周囲からも夫婦と認識されているカップルも、事実婚であると認められるパターンです。

夫婦として共同生活をしていれば、2人で生活している様子が周囲からも見て取れます。

一緒に外出したり庭仕事をしていたりしている、町内会の集まりに参加しているなど、事情を知らない人が見れば、一般的な夫婦と何ら変わりはありません。

実際に、周囲からは「あの家のご主人(奥さん)」などと呼ばれているはずです。

その4:事実婚の届け出をしている

婚姻届けは出していないものの、公的に事実婚の届け出をしているパターンもあります。

たとえば、住民票の記載内容に、夫(未届)もしくは妻(未届)とあれば、同一世帯の夫婦であると認められていることになります。

このほかにも、公証役場で事実婚に関する公正証書を作成済、自治体によるパートナーシップ制度の利用などにより、事実婚の証明が可能です。

こうした手続きが済んでいれば、婚姻届を出していないだけで、一般的な夫婦と同様だと判断されます。

2.事実婚と自由恋愛の浮気の違いは?パートナーへの貞操義務の有無がカギ!

事実婚と自由恋愛の浮気では、どんな違いがあるのでしょうか。

大きな違いは、パートナーへの貞操義務の有無になります。

その1:事実婚は浮気がパートナーに対する不貞行為になる

事実婚は、婚姻届けを出していないだけで、事実上の夫婦と見なされ、お互いに発生します。

事実婚でも、お互いに尊重し、貞操を守る義務があるのです。

つまり、浮気はパートナーに対する貞操義務違反であり、不貞行為と判断されます。

「婚姻届を出していないから、浮気にはならないのでは」といった主張は、通りません。

その2:自由恋愛での浮気は単なる心変わりになる

自由恋愛中にパートナーから浮気されても、単なる心変わりをしただけになります。

特定の異性と恋人関係にあっても、別の異性に目移りすることはよくあるものです。

もしも、自由恋愛中のパートナーが浮気しても、あくまでも自由恋愛の別パターンでしかありません。

自由恋愛は、法的に何も縛りがなくて身軽な分、どんな相手と肉体関係を持とうが、それもまた、自由なのです。

その3:事実婚中の浮気は慰謝料請求の対象になる

事実婚中の浮気は、慰謝料請求の対象になります。

法律婚をしている夫婦と変わらず、お互いに貞操義務が発生しているからです。

浮気は、貞操義務違反であり、不貞行為と見なされてパートナーに対する重大な裏切りと判断されます。

慰謝料請求の正当な理由となるのも、当然です。

その4:自由恋愛での浮気は慰謝料請求の対象外になる

一方、自由恋愛での浮気となると、単なる心変わりでしかないため、慰謝料請求の対象外になります。

浮気をしても、法的にとがめられる理由がありません。

倫理的な問題は置いておくとして、浮気されても法的な補償を受け取る権利がないのです。

ただし、自由恋愛中であっても、婚約中と証明できる関係にある場合は、慰謝料請求できるケースがあるので、調べてみるとよいでしょう。

まとめ

今回は、事実婚でも浮気になるのか、自由恋愛との違いは何かについて詳しく解説しました。

事実婚と認められる場合は、パートナー以外と肉体関係を持つと不貞行為と見なされ、浮気と判断されます。

もしも、事実婚中の夫や妻に浮気の疑いがあるのなら、まずは、探偵事務所へ浮気調査を依頼して客観的な証拠を押さえつつ、今後のことを考るのがおすすめです。

私どもでも、浮気調査で豊富な実績がありますから、まずは、お気軽にお問い合わせください。

調
電話番号 LINE お問い合わせ